神ギ問　味付きの水　どこまで作れるの？で発覚した衝撃の事実！

レモンティー味の水がサントリーから発売されており、

それだったらもう、普通にレモンティーでいいじゃん！？

という話から、じゃあどんな味作れるの？

味噌汁味の水も作れるの？という疑問が生まれ、

神ギ問認定されていました。

まずは、現状を調査すべく、レモンティーは味の水を

販売しているサントリーに聞き込み調査を実施！

■実は、水ではなく本物のレモンティー

サントリーの担当者にインタビューしたところ、

あれはレモンティー味の水ではなく、透明なレモンティーだというのです。

実際に商品のラベルと確認すると・・・

透明なレモンティー：紅茶飲料

一般のフレーバーウォーター：清涼飲料水

との記載があります。

■製造方法は？

そうなると、製造方法が気になりますが、

透明なレモンティーとフレーバーウォーターである、朝摘みオレンジは

同一の製造方法とのことです。

その方法とは蒸留の原理を利用したものになります。

透明なレモンティー作り方は・・・

１．水を熱し、水蒸気を発生させ、その水蒸気に茶葉の香りをつける。

２．茶葉の香りがついた水蒸気を冷やすことで、香り付きの液体ができる。

これによって、無色透明な液体を作り、果汁や糖類などを

加えて透明なレモンティーを製造しています。

■味噌汁味の水のレシピ

サントリーでは対応できなかったようですが、六本木のカクテルバー

MIXOLOGY EXPERIENCというお店で作ってもらっていました。

ちなみにこのお店では、減圧蒸留機を使って斬新なカクテルや、

料理を提供しているで興味があれば一度訪れてみるのも良いかもしれません。

透明な味付き水はどんな味でも作れるのか？という問いに対して、

バーのオーナーは香りが強いものであれば何でも作れると回答していました。

味噌汁味の水の作り方

１．通常の4倍の濃度の味噌汁を作る。

２．味噌汁を加熱し、沸騰させて水蒸気にする。

３．味噌汁の香りを含んだ水蒸気を冷却して液体にする。

これで、完成となります。

製造方法は完全にサントリーのものと一緒ですね。

味噌汁味の水の味は？

完成した水をディレクターが試飲。

第一声は味が薄いでした。

これには理由があって、味噌汁の味の基本となる旨みや塩気が

水蒸気にはわずかしか含まれないため、味が薄くなってしまうとの事。

なので、この水に旨み成分を足す必要があります。

サントリーでも蒸留水+果汁や糖類などを

加えて透明なレモンティーを製造していましたので、

最後のひと手間が重要なんですね。

最後に加える旨み成分は専門機関で作成してもらい

味噌汁味の水を完成させていました。

飲んだ感想ですが、冷たい水にもかかわらず、

全員が、『あぁ、味噌汁だ』と発言しており、

全然嫌な感じはなく、むしろ美味しいと絶賛してました。

■味付きの水　どこまで作れるの？の答え

香りのあるものならば基本的にはどんな味でも作れる。

■豆知識　透明なレモンティーを開発した理由

なぜ透明なレモンティーを作ったのか？

甘さやベタつきを気にする人に向けて作ったとのことです。

たしかに詳しいことを知らない人は水として買うので、

サントリーの狙い通りに誘導されたということになりますね。