フジテレビの神ギ問でセミの命に関する疑問について話題になっていました。
テーマは『学校の先生でもわからない疑問』となっており、
様々な学校の先生にインタビューする形で、
疑問を募っていた時に、東海大学菅生高等学校の柳原先生が登場しました。
先生が出した疑問が『人はセミの成虫の寿命って一週間ぐらいで悲しいっていうけど、
セミ自身は意外と満足してるんじゃないの?』というものです。
■セミの成虫の寿命について専門家に確認したところ・・・
1.幼虫の時代
卵から孵化すると、自力で木の根のところまで移動します。
食料は木の根から出る樹液で、約7年掛けて成虫へと成長する。
種類によっては10年以上掛かる種もいるそうです。
2.成虫の時代
パートナーを見つけるべく積極的に活動する。
ちなみに、成虫でも食料は樹液です。
交尾を終えると力尽きてしまうこともあるようですが、
実際には3週間から1カ月程度は生きているとの事。
豆知識ですが、鳴くのは雄のみで、雌は産卵する器官があるため、
鳴く器官がないので鳴けません。
では、なぜ一週間と言われるのか?
セミを籠の中に入れて飼っていたら一週間で程度で
死んでしまうの当然との事でした。
ということで、疑問の答えは、『満足しているかは分からないが、
一生懸命に生きている』でした。
番組では詳しい解説はありませんでしたが、
小さい籠だと、セミの活動範囲に対してアンマッチしており、
セミが飛ぼうとすると、羽や体が籠にぶつかって
ダメージを負い弱っていきます。
また、おそらく樹液を吸うことができないので、
まともな食事もできない事から
死に至ってしまうのではないかと推測しています。
■セミはエビと同じ味
柳原先生は夏になるとセミを食べるらしく
調理方法は素揚げでカレー粉をまぶして完成です。
一度に15匹くらい食べた事もあるんだとか・・・
先生曰く、エビと一緒だそうです。